人生をイージーモードにするために、今後も需要が伸びる職種(SE)に転職することをおすすめしている当ブログ。
とはいえ
「未経験や文系からSEになれるの?」
「SEはブラックって聞くけど大丈夫?」
といった不安をかかえている方が多いのも事実。
そんな不安を払拭するために当ブログでは、
現役SEの方に突撃インタビューを実施し、
SEのやりがい、大変さ、メリット、デメリットなど
現役だからこそ見えるSEのホンネに迫ります。
SEに興味のある方ぜひ参考にしてくださいね!
目次
会社員を続けるか?フリーランスになるか?
高校生の頃から、将来はこれから伸びる業界に進みたいと考えていたので、大学の時点で情報系の学科を専攻したんです。
就活のときもIT系をメインに探していましたね。その流れのまま新卒でインフラエンジニアとして働き始めました。
10年間インフラエンジニアとしてキャリアを積んだあと、フリーランスになりました。2020年現在はフリーランスになってちょうど1年目です。
仕事が一段落したとき、夫婦で海外旅行に行ったタイミングで思ったんです。このまま会社員を続けるか、いっそのこと辞めてフリーランスになるか…。
仕事と離れると、思考がクリアになって将来のことをいろいろ考えるんですかね。笑
しかし、フリーランスになるという選択肢を選ぶにあたって、
「はたして仕事はあるのか?」「しっかりと収入を取っていけるのか?」
という疑問もありました。だから会社を辞める前はフリーランスエンジニアとしてやっていけるかどうか、エージェントにたくさん質問しましたね。笑
結果、フリーランスになっても問題ないと確信して、新たな一歩を踏み出したんです。
フリーランスになると社会の仕組みがわかる
僕は隠さない性格なんで、ぶっちゃけてしまうと(笑)
サラリーマン時代の額面は年収500万円くらいで、今が月収850万くらいなので、単純に比較すると1.5倍上がってますね。
ただ、フリーランスは厚生年金も雇用保険も自分で払わないといけないので、その点を加味するともう少し収入はさがります。
自分で確定申告をするので、税金や年金、保険など社会の仕組みを学べることですかね。サラリーマンがどれだけ税金を取られているのか、フリーランスの経費は何が該当するのかなど、知っておいて損はないことばかりです。
あとは収入が上がったことも嬉しいです!笑
あなたは流れるプールか海のどっちで泳ぐ?
デメリットというより注意点になってしまいますが、いいですかね?
フリーランスと会社員って、サーフィンで言うと、海か流れるプールのどちらで泳ぐかというイメージに似てるんです。
つまり
「迫る波がわかっている安全な場所で、言われた通りに仕事をこなして気楽に生きたい。」
そう想う方はフリーランスには向いていないと感じます。
ボーッとゆるく人生を生きていきたい。って方はフリーランスはおすすめしません。
ただ僕はそうした生き方は全然悪くないと考えていて、だからこそ「自分の働き方としてどちらしっくりくるのか」をしっかりと見極めた方がいいんじゃないかなって思います。
僕はずっとインフラエンジニアとして働いてきたので、やっぱりシステムが問題なく作動してお客さんに喜んでもらえる瞬間が一番やりがいですかね!
ブラック案件にあたることもある
会社員の頃、ブラック案件にあたったことです。
前社では営業が取ってきた案件をこなしていたんですが、これがまた大変なんですよ。何がって、営業が赤字になる案件でもクライアントに提示された金額でとってきてしまうからです。
営業にも目標があるのがわかっているので、僕たちエンジニアもどこかで目をつぶって頑張るんですが…残業が爆発的に増えるんです。笑
チームでやる仕事が多いので、自分の意見だけ押し通すことができない場面も多くありました。
もちろん、全部が全部ハードなわけではなくて、SEは案件ごとに忙しさが変わります。
スキルは学べば追いつく。文系・理系は関係ない
文系、理系は関係ないと思います。ぼくの同期も半分は文系ですし。
IT人材の弱い部分は、コミュニケーション能力だと感じます。技術力はずば抜けてあるのに、人と話す点においては惜しい人が多い。
スキルは学べば追いつけますよ。僕の周りにも「運送業や飲食店やってました」って人も意外と多い。
プログラミング自体、できたとしても驚かれるスキルじゃなくなってきている気がします。「全くの未経験だけど、営業やってます。」って言われたとき、「それはすごいね!」ってならないですよね?
「未経験だけど、SEやってます。」っていうのもその感覚と同じになりつつあるんじゃないかな。
ITの中でもさらなる成長分野を狙う
さすがに20年先はどうなっているかはわからないけど、少なくとも数年間は必要とされ続けるでしょう。
僕が就職した頃は、WEBエンジニアと言われる人たちはほとんどいなかったけど、今は未経験でも転職できるし、エンジニアが必要とされる分野もますます広がってきてます。
今後も当分、需要は消えないと思いますですが、強いていうなら
「VRやAIを駆使できるエンジニア」はおもしろくなっていくでしょうね。ITの中でもさらなる成長分野を狙ってスキルを付けるのはありだと思います。
エンジニアやっている人が転職するのは35歳までと言われてます。と考えると、全くの未経験なら、20代のうちに転職をした方がいいじゃないかな。
一言で言うなら、丁寧な人かなぁ。
「ざっくりこれでいいや」っていう人より、細かなエラーに気付ける丁寧さが重要です。
SEは今後も必要とされる仕事です。エンジニアに転職してキャリアを積むのはもちろん、プログラミングの勉強をすること自体が将来的に大きな価値を生むと思います。
それはプログラミング思考自体がさまざまな業種で横展開できるスキルだからです。
少しでも興味のある方は、未来を見据えてぜひ頑張ってもらいたいです!