皆さん、こんにちは!ライフデザイナーのNanaです♪
今回は「Time is money=時は金なり」という言葉について記事を書きたと思います。
なぜ、この言葉に注目したかというと
私自身が、最近Time is moneyの本当の意味を知って今まで以上に時間に対しての価値意識が変わったので、思ったことをシェアしたいからです。
Time is Moneyは、日本では「時間をお金のように大切にする」という意味で使われることが多いですが、本来の意味とはニュアンスが少し違います。
結論から言うと、Time is Moneyの本当の意味は「機会損失」の考えからきています。
機会損失と聞いてはてなマークが付いている方がいるかもしれませんので、早速その意味を掘り下げていきましょう!
「Time is money」の本当の意味とは?
この言葉を最初に使ったのは、アメリカの100ドル紙幣の顔にもなっている、「ベンジャミン・フランクリン」という政治家です。
彼がすごかったのは、政治家としてだけでなく、科学者、作家としても活動し多くの名言を残した人物であったということ。
そんなフランクリンが書いた「若き商人への手紙」という本の中で
「覚えておいて欲しい。時間はマネーだ。(Remember that time is money)」というフレーズがあります。
ここでフランクリンが言っているTime is moneyの意味は「機会損失」のことです。
機会損失とは、本来その時間で手にすることのできた失われた価値のことを指します。
ちょっとわかりにくいのでもう少し噛み砕くと、例えばある飲食店で働く時給1,200円のAくんが、仕事をサボって家でNetflixを見ていたとします。
仮にAくんが仕事をサボらずに、いつもどおり働けば
1,200円×8時間=9,600円の給与が手に入るはずでした。
しかしAくんは仕事をサボりました。テレビを見るという娯楽と引き換えに9,600円という収入を損失したのです。
機会損失とはこのように何かを選択することで失ってしまう価値(お金や時間)のことを言います。
機会損失の考えが日々の行動を変える
この機会損失の考え方が根底にあると自分の時給を意識するようになるとは思いませんか?
つまり今、自分が着手している目の前の仕事や学んでいることが、貴重な時間を使ってまで、コミットすべきことかどうかを自問自答し始めるのです。
すると、1分1秒に無駄な行動がなくなります。
先程のAくんで言えば、自分の時給1,200円を上回る、価値のある時間の使い方を一生懸命考えるようになります。
例えば、数十円安い食材を求めて最寄りのスーパーではなく隣町まで+30分かけて買い物に行く。
という行動をとっている方って意外と多いんじゃないでしょうか?
わたしも一暮らしをしていた大学生のころは、少しでもコストを抑えたくて、時間をかけて遠くのスーパーに行くことがよくありました。
しかし、今思えばその時間を使って本の一冊でも読んだ方がよかったなと後悔しています。
短期的に見れば、安いスーパーに行ったほうが利益がありますが、
長期的に見れば1分1秒の貴重な時間をたかだか数十円のために浪費しており
積もり積もると大きな機会損失につながっていたのです。
嫌いなことに貴重な時間を使っていませんか?
他にも例えば、家事が嫌いなキャリアウーマンの女性がいたとします。
その人は完璧主義なので仕事も家事もすべて自分がこなさないと気が済まない人で、
どれだけ疲れていても家政婦さんに仕事を頼むということは決してしません。
一見すると、ものすごく頑張り屋の奥さんで称賛の拍手を送りたくなりますが、
このやり方は大幅な機会損失を生んでいると私だったら考えます。
なぜなら、家政婦さんに3時間5,000円で仕事を依頼をしたとしても
女性の時給が2000円だとしたら自分が3時間働けば外注費を賄えるわけです。
つまり、その人にとって好きな仕事をやる3時間と、嫌いな家事をストレスかかえてやる3時間を比べた時にどちらを選択すべきか、答えは明白です。
確実に前者の方がいいですよね。
Time is Money=機会損失の考えを日常化しよう!
このように1時間の使い方を意識すると意思決定も楽になって、素直になれて、無駄なものを手放せます。
毎週金曜は、上司の愚痴ばかりの飲み会に参加してストレス発散している。
土日はなんとなくやる気が出ないから、午後から活動を開始する。
変な意地をはって自分の苦手分野の勉強をしてをしてストレスをためる。
などなど…
もしそういう生き方をしている人がいたら、Time is money(機会損失)の考え方を取り入れて、生活を見直してみてください。
大人になって年収や肩書きに差が生まれてしまったとしても、時間だけは何があっても平等です。
あなたは1時間をどんなことに使っていますか?
1時間をどんな人と過ごしていますか?
時間に対する精度を上げて、今よりもっと豊かな人生を生きましょう!
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